カンガルー袋のなかからコンニチハ!

一度はカンガルーの袋に入ってみたい人のブログ。

万人に当てはまるとは限らない朝食を食べる大切さ

皆さんは、朝食は食べる人ですか、食べない人ですか。一般的に「朝食は大切」と言われ、事実、朝食をしっかり食べると午前中から活発に動くことができ、生活リズムも見直され、ダイエットにも繋がりますが、万人に当てはまるとは限らないことをご存知ですか。



人は完全に食べ物を消化するまでに最低でも18時間必要とし、身体に大きな負担がかかります。基本的に夕食から半日以上を経過した午前中は、排出のため体内の動きが活発になります。

 

消化・排出のリズムが乱れてしまうと、宿便による便秘に悩まされる一因となります。朝、胸焼けや胃が重いと感じる人は、無理に食べようとせず、水分を十分に摂り、胃腸を休ませることが大切です。

顎を使って食べ物を噛み砕くと、唾液腺が程良く刺激され、無理無く心地良く目覚めることができ、朝食をしっかり摂ることは「寝起きの脳を効率的に動かす」という効能はありますが、満腹まで食べると必然的に眠気が起こるため一日の集中力が高まることはありません。午前中に会議や試験などがある場合、むしろ朝食を食べることは逆効果となってしまいます。朝食を食べなくても、体内の糖を燃やすケトン体を始めとする蓄積された糖が多くあるため問題はありません。

まだ上手く食事が摂れない幼児が、食事の合間におやつを取り入れ栄養を補うように、消費より摂取に重点を置かなければ満足な身体作りができない育ち盛りの成長期は、しっかり朝食を食べた方が良いですが、成長期を過ぎてからはその限りではありません。「朝はあまり食欲が出ない」ということは、「身体が受けつけない」ということです。「しっかり朝食を食べると調子が良い」という人は、夜はあまり食べないなど、適切なカロリーバランスが保たれている証拠です。食べたくないにもかかわらず無理に食べることは、一番身体に悪影響を及ぼします。自身の身体とよく相談をしながら、朝食の分量、さらに一日の食事配分を決めることが最善です。